この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
50年前に亡くなった祖父には、祖母との間に5人の子がおり、そのうち3人が亡くなっているが、各々孫がいます。しかし、祖父には前妻との間にも子が2人いたことが分かり、しかも遠方の都道府県に住んでいたことから、弁護士に遺産分割協議を依頼しました。しかしながら、その2人と話し合った結果、遺産分割協議がまとまらず、弁護士が辞任することになりました。なんとか遺産分割協議をまとめて欲しい。
解決への流れ
相手方と連絡を取ろうとしたものの、反応がなかったため、遺産分割調停を行いました。相手方の出席はなかったものの、相手方から陳述書の提出がありました。最終的には、調停に代わる審判が行われ、相手方の不服申立がなかったため、無事に遺産分割がまとまりました。
遺産分割協議がまとまらない場合は、ますは遺産分割調停を行います。遺産分割調停は、あくまで当事者同士の話し合いによるものなので、お互いに歩み寄ることが大切です。相手方の気持ちを汲み取りながら、最大限譲歩する姿勢を示すことが解決の近道です。親族間で禍根を残さないためにも、弊所では調停で解決ができるように努めております。