この事例の依頼主
20代 女性
相談前の状況
依頼者は、夫からDVを受け、離婚を考えるも、離婚を切り出すこともできず、やっとの思いで外出し、勇気をもって法律相談のために来訪し、相談を受ける側としても、相談可能な時間の調整などで配慮し、当面の対応についても助言した。
解決への流れ
受任後、夫婦同居生活は、さらなるDVの恐れがあるため、自治体と協力し、依頼者と子どもをシェルターへ入所させ、離婚に向けた手続を開始し、同時に子どもの面会交流にも立会い、依頼者と夫が直接接触しないよう配慮し、離婚に至った。
離婚においてDVの事例等では、一方の配偶者から依頼者の所在を秘匿せざるを得ない場合もある。とくに、メールやブログ、フェイスブック等への配慮も、最近では必要と思われる。