この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
不動産投資を行っていたお父様が亡くなり相続が発生しましたが、遺産には、当該不動産のみならず、当該不動産投資ローンも含まれていました。そのような負の遺産も含めて相続すべきか、それとも相続放棄すべきか迷うとのことで弊所にご相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
そもそも当該不動産は土地・建物で共有状態が異なるうえ、土地については、先代の遺産分割協議も未了な状況でした。そのため、様々な事情を検討の上、支払いができなくなる危険性が0ではないことから、慎重を期し、最終的に相続放棄の手続きを取りました。また、相続放棄後も銀行対応や他の共同相続人の対応が必要となったため、併せて対応いたしました。
不動産投資の事業を相続する場合、当該不動産の価値、不動産ローンの支払スケジュールや金利、建物の状況や賃貸需要等検討すべきものが少なくありません。弊所では、提携不動産会社から不動産査定を取得し、最終的にマイナスなく不動産相続ができるかを検討し、相続放棄のメリット・デメリット等を考慮のうえ、手続きのサポートをいたします。本当は相続放棄しない方がよかったのにという後悔がないよう相続放棄の前にはしっかり調査されることをおすすめしております。