犯罪・刑事事件の解決事例
#パワハラ・セクハラ

パワハラによる退社に関連して1000万円以上の解決金が認められた事案

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児玉 明謙 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人児玉明謙法律事務所
所在地東京都 文京区

この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

ご依頼者様は、相手方の会社に長く勤務されておりましたが、定年まであと数年という段階になり、パワーハラスメントを受け、ショックのあまり病気療養となりました。病気療養期間が続き、会社への復帰希望はありましたが、現実に復帰は難しく、退社しか選択肢はありませんでしたが、これまで会社に長年貢献してきたことの悔しさと、何よりも、高齢であり再就職の不安があり、退社には踏み切れませんでした。

解決への流れ

ご依頼いただいた後、訴訟を提起し、その中で、①これまでのご依頼者様の相手方への貢献、②パワーハラスメント行為の不当性、③パワーハラスメント行為と病気療養との因果関係(パワハラ以前には病気療養の経験がないこと)、④高齢であり再就職が困難であること、などを丁寧に主張立証しました。パワーハラスメントの慰謝料は、それのみではせいぜい数10万円と非常に低いのですが、裁判官に、ご依頼者様の状況を御理解いただけた結果、1000万円を超える解決金が示され、無事、解決しました。

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児玉 明謙 弁護士からのコメント

非常に長い訴訟でしたが、粘り強く交渉を続けた結果、最終的には相手方当初提示額から3倍近い解決金となりました。長くかかっても、粘り強く、ご依頼者様の窮状を主張立証したことが良い結果に繋がりました。