この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
営業上どうしても必要な車があって手放したくないけれど、車のローンも含めて借金の返済に行き詰まっている方から、どうすれば車を残して債務整理が可能かとのご相談を受けました。
解決への流れ
幸いにも、親御さんが車のローンの返済資金を融通してくれるとのことだったので、ご相談者の財産を減少することなく、かつ債権者を車のローン会社から親御さんに変更することによって、偏頗弁済ではない方法で、車を残し、かつ借金を減額できる個人再生手続により、無事、経済的再生を図ることができ、安心して下さいました。
個人再生手続では、偏頗弁済を行ってしまうと、少なくとも、総債権者に対する弁済総額は、その返済額以上の金額にしなければならないルールがあるので、多額の偏頗弁済は命取りとなります。そこで、何らかの方法で偏頗弁済との評価を免れる方策が取れれば、借金の額を大幅に減額できる個人再生手続で経済的再生を図ることができます。ご親族からの資金援助が可能な案件では、上記の方法が可能になるのです。上記の様な案件でお悩みの方は、『個人再生最重視』の当職へのご相談をご検討いただきたく存じます。